【椿information】2022-10-7
椿油専門メーカー大島椿グループは、創業95周年記念事業として大島椿株式会社本社内に開館しました。開館式は2022年10月7日(金)13:30より本社にて行われました。コロナ対策のため、来賓と代表取締役岡田一郎社長、大島椿椿図書館木全典子館長(兼司会)は本社乙女椿ルームにて、他の取締役と社員はZOOMでの参加となりました。
開館式
開館式は、岡田社長の挨拶で始まりました。
来賓は、椿に関わる世界で活躍する著名な方々にお集まりいただき、それぞれの皆様がお言葉を述べられました。あいおいニッセイ同和損害保険株式会社・アンペルギャラリー 反町光太郎様からは、来賓を代表して祝辞をいただきました。また欠席の国際ツバキ協会地域理事柄戸正様より、開館のメッセージが届き、司会が代読しました。
ご来賓の方々
一般社団法人日本ツバキ協会会長、いのくち椿館名誉館長 箱田直紀様
一般社団法人日本ツバキ協会副会長・学術担当、伊予つばき協会会長 山口聰様
一般社団法人日本ツバキ協会 町田支部事務局長 伊藤哲郎様
元コーベ・カメリア・ソサエティ会長 森田章介様
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社・アンペルギャラリー 反町光太郎様
その後、大島椿椿図書館開館について大島椿株式会社顧問で椿図書館館長兼司書の木全より説明。
締めくくりは一般社団法人日本ツバキ協会箱田直紀会長による記念講演が行われ、ツバキ属植物の概論、日本における椿文化などが、わかりやすく説明されました。
式典は和やかな雰囲気のうちに終了し、開会式の後には椿図書館内覧会が行われ、椿の書架の前で椿談議が交わされました。
どんな図書館?
大島椿椿図書館の特徴は、園芸、植物、歴史、芸術など様々な分野において、国内外の椿について書かれた、あるいは椿をテーマに表現された書籍・雑誌・DVDなどを網羅的に収蔵していることと、来館者が実際に手に取って活用できる開架式図書館であることです。多様な収集物に対応するため、資料は日本の図書館の分類である「日本十進分法(NDC)」を基本とした独自の方法で分類し書架に並べられています。
現在収蔵資料は約800文献(約1200点)、うち約670文献が閲覧可能です。これらの資料は大島椿株式会社が購入した以外にも、椿図書館に賛同した方々から数多くの貴重な資料が寄贈されました。
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